代表的な生理指標を例として、弊社の製品で計測を行う際のシステム構成の一例をご紹介します。
計測されるチャンネル数や指標に応じて構成を変更してご案内できますので、ぜひ一度ご相談ください。

システム構成機器一覧

システム構成例

心電図(ECG)

 心電図の計測では、電極と生体アンプ、AD変換ユニットと収録のためのソフトウェアが必要となります。1chの計測でシステムを小型にすることも、複数チャンネル計測できる構成で他の指標と合わせて計測することも可能です。また、弊社ソフトウェアのMaP1060を導入することで、収録から解析までをスムーズに進めることができます。


筋電図(EMG)

 筋電図の計測では、電極と生体アンプ、AD変換ユニットと収録ソフトウェアが必要となります。アンプとAD変換ユニットの組み合わせにより、よりノイズに強いアクティブ電極を使用することや、複数の筋電図を同時に測ることが可能となります。また、弊社ソフトウェアMaP1038を導入していただくことで、収録から解析までをスムーズに進めることができます。


脳波(EEG)

 脳波の計測では、電極と生体アンプ、AD変換ユニットと収録ソフトウェアが必要となります。アンプとAD変換ユニットの組み合わせにより、よりノイズに強いアクティブ電極を使用することや、複数チャンネルの脳波を計測することが可能となります。また、特定のアンプを選択することで、より低周波の成分を収録することが可能となります。弊社ソフトウェアMaP1058を導入していただくことで、収録と同時にリアルタイムに周波数解析が行えるため、実験中にデータを見ながら考察を深めることができます。


事象関連電位(ERP)

 事象関連電位の計測では、電極と生体アンプ、AD変換ユニットと収録ソフトウェアが必要となります。脳波同様、アンプとAD変換ユニットの組み合わせにより、よりノイズに強いアクティブ電極を使用することや、複数チャンネルを計測することが可能となります。弊社ソフトウェアMaP1200および光電センサMaP1180PS2Aと組み合わせることにより、画像刺激の提示タイミングに応じたトリガーを脳波と同時に収録し、リアルタイムで加算波形を観察することが可能となります。


呼吸(RESP)

 呼吸の代表的な計測手法には、胸部や腹部に巻き付けるセンサを使用するものと、口や鼻の付近に装着するセンサを使用するものがあります。弊社DC呼吸測定用アンプMaP2290RDAは、胸部または腹部に蛇腹センサを装着する方式で、呼吸を止めた状態も観察・収録できるようにDCアンプを採用しております。


皮膚電気活動(EDA)

 皮膚電気活動の計測では、指に装着した電極を通じて掌に微弱な電流を流します。そのため接続用の電極に加えて、電流を印加し測定信号を出力するための測定ユニットと、収録のためのAD変換ボックス等が必要となります。EDAにおける代表的な2つの信号である皮膚コンダクタンスレベル(SCL)と皮膚コンダクタンス反応(SCR)として調整した信号を出力できるコンディションアンプを導入いただくことで、より簡便な収録が可能となります。


各種情報の提供やご相談は、お電話、メール、お問い合わせフォームにてご対応させていただきます。お気軽にお問合せください。 06-6652-5984 post@santeku-map.com

お問い合わせ